先日クリアしました、FF13の総評として色々まとめてみました。
FF13に興味がない人、FFは6で終わったとか言う人はこのままグッバイだ!!
FF13は私にとってゲームの新しい形を色々と魅せてくれた作品です。元々私もゲームとはグラフィックの綺麗さと直結しないという考えの懐古主義寄りでしたが、この作品で完全に覆されました。
■映画的ゲーム
ハッキリと言いましょう。FF13は一本道です。ストーリーはどう進むべきか完全に示されており、迷う事は一寸もなく与えられたものに進んでいくようになっています。この時点でゲェーとか思う人はきっとついていけないでしょう。これが映画的なゲームを追及したひとつの結果になっていると思います。
ジャンルは違いますが、アンチャーテッドのような映画的ゲームも同じような手法をとっています。アンチャーテッドは映画的演出効果を多様に用い、ゲームの中に取り入れて実に沢山の面白みを味あわせてくれます。FF13でも同様に映画的な演出を多様に取り入れ、リアルタイムシーンで様々な感動、感激を与えてくれました。
一本道だから面白くない?という考えが可笑しいと思うのがここで、ジャンルが違うにしてもアンチャーテッドではそれが受け入れられた。つまりFF13が面白くないかというわけではなく、要は受け入れられるかの問題なのです。結果、受け入れられる人にはとても楽しめる作品になっているはずです。
■映画的ゲームだけど、ゲームらしさ
映画とゲームは絶対的に明確に違う部分があります。それはプレイヤーが介入出来る事。通常映画は固定視点でしかモノがみれないわけで、それは製作者側が与えられた楽しみしか出来ないわけです。これがゲームだとある程度自由が与えられます。私的にFF13上で一番美しいと思ったベストショット。
この写真を撮るためだけに歩き回りました。カメラも自分で視点を変えつつ。
このようにゲームでは映画と違い、自分でその世界の中を自由に歩き回る事が出来ます。私はこれがとにかく大きいと思っており、ゲームが映画と差別化出来る最大の魅力だと思っています。またここから出てくる新しい発想次第ではまだまだ今まで味わった事のないようなゲームは可能なのではないかとも思っています。
■だけど手を抜かない戦闘システム
FF13は基本的に自由がありません。しかし、それが明確に違う部分がひとつだけあり、それがFF13独自の戦闘システムです。FF13の戦闘システムはかのロマサガかと思われるくらい徹底的に練りこまれた戦闘になっており、難易度、完成度ともにRPG史上最高クラスのものとなっています。
巷でもよく聞かれるのが「戦闘が本当に面白い」と呼ばれるのがFF13という作品をよく表していると思います。ロマサガはストーリーが最高!なんていう人がいたという話は聞いた事がありません。ロマサガはそれでも今もなお名作として語り継がれており、とても素晴らしい作品だと私も思っています。
FF13は上記の映画的ゲームの部分としての側面と、バトルシステムの練りこまれたバトルゲームとしての側面のふたつをもっています。私はこれだけでFF13が凄いゲームだと感心しました。余計な部分は排除し、映画的ゲームで攻める一方、コアゲーマーでも一筋縄でいかない戦闘システムの面白さで本当にRPGとして一番面白いところだけを取り出した作り。
結果、失ったものの代償は大きかったと思いますが、昨今のRPGでの詰め込みすぎ間は一部の人には大受けでもライトゲーマーには優しくないものでした。ここは賛否両論となるのは当然で受け入れられない人が大量にいるのも事実だったはず。が、それでもあえてこの手法をとったFF13は正しく挑戦しにきた作品だったのでしょう。
■全体的な完成度の高さ
音楽の質の高さ、効果音の場面にあった選択、世界観背景の細かさ、ひとつひとつのオブジェクトの作りこみ、凄まじいレベルのクリーチャーやメカのデザイン、徹底的なまでにこだわったキャラクターの表情、リアルなキャラクターモーション、快適なロード時間、プレイヤーにストレスを溜めさせないインタフェース、臨場感や疾走感抜群のカメラワーク、独自シェーダーを多様しまくっているエフェクトの数々、ポストエフェクトによる演出の様々な強化、練りこまれたシナリオ、ゲームシステムと直結したレベルデザイン、絶妙なまでのゲームバランスの調整、などなど・・・。
私の知りうる限りでここまで完成度の高いゲームは見たことがありません。それぞれの分野でトップクラスと呼べる人たちがおり、それぞれがしっかりとしたディレクションを行った結果、凄まじい次元でまとまったと言えるでしょう。
■最後に
これだけの作品が日本だけで作られているという事実。私自身も同じゲームクリエイターとして勇気付けられますし、今後は欧米に負けないゲーム作りのためにも様々なゲームクリエイターの見本として語り継がれて欲しいなと思います。
もちろん、一般のプレイヤーの皆様にも好みはあると思いますが、今までのゲームという尺でみないでプレイしてみれば決してクソゲーではなく、新しいゲームのひとつの形として楽しむ事が出来るはずだと確信します。

あけましておめでとうございます。
今年もたまに足跡を残していきませう
さきほど俺もクリアしましたがEDのムービーを見て
他の人にも見せたくなる衝動にカラレタw
あけましておめでとうございます~。
やはり映像は観てても楽しくなる魅力がありますね。
最近はPS3を会社に持っていってやろうかなと思ってるくらい(笑)